恵泉女学園大学 人間社会学部・マナツ(国際社会学科)の大学4年日記/01月

【今月の支出詳細】

食費:16,474円 娯楽費:5,963円 ファッション費:10,850円 交通費:21,080円 その他:5円

2015/01/31(土) 養老孟司『解剖学教室へようこそ』

養老孟司『解剖学教室へようこそ』

ついに最後の日記になりました。今月の頭にKindleを買ってから読書スピードががぜん上がり(このことは書けませんでしたね)、やるなら読書日記にしようと決意。ラジオに出させていただいたり、口頭試問を受けたり、多忙な一ヶ月でした。
最後に何を書こうか迷ったのですが、今日は中学生のときに読んだ本をとりあげます。『解剖学教室へようこそ』。解剖学教室とはありますが、解剖のことだけを書いている本ではありません。「解剖=モノを切ること」というテーマから、「名付けること=モノを切ること」を指すことまで、話は広がっていきます。読み返してみると、今、大学生の私が強く興味を持ったこと、例えば国境をひくということ、からだのことがストレートに書いてありました。「切ること」と「からだのこと」をテーマに、美術から言語まで、様々なものをさらい、通り過ぎていく本。ざっくばらんのように見えますが、最後まで読むと、紆余曲折を経ているように見えて、テーマは一貫しています。
私の大学生活も、いろいろ寄り道はしてきましたが、好きなものを追求することができました。まだあと2ヶ月、楽しんでやりきりたいな! 一ヶ月、ありがとうございました。

2015/01/30(金) 田辺青蛙『モルテンおいしいです^q^』

田辺青蛙『モルテンおいしいです^q^』

髪の毛を切りました。思いつきで美容室の予約を取って、webで「髪型 ミディアム」で検索をかけたんですが、どの写真を見てもヘアモデルの人は本当にキュートで、「こんな可愛い顔ならそりゃあなんの髪型でも可愛く見えるだろうよ…」と検索をやめ、結局はいつもの美容師さんにおまかせしました。
帰宅後は家で茶を飲みながら、春からの仕事のことを考えていました。もうすぐ配属先がどこになるのか分かります。はじめの配属先は実家の近くだそうですが、基本的に全国転勤可能だと伝えてあるので、一年後や二年後は知らないどこかに住んでいる可能性もあるんですよね。
実家を出たことがない私にとって、長期間・短期間かかわらず家と別のところで生活をするということがぴんとこないのですが、『モルテンおいしいです^q^』というエッセイでの滞在記はとても身近に感じられました。作家・田辺青蛙さんが、夫(円城塔)と共にサンフランシスコに数ヶ月間行くというものなのですが、ふたりとも本を読んだり、おしゃべりをしたり、時に体調を崩しながら、生活感ある滞在をしていて、こんな感じなら転勤も悪くないかも。でもやっぱり、時々不安になります…。

【本日の支出】

ファッション費美容室代 5,250円
合計:5,250円

2015/01/29(木) 津野田興一『世界史読書案内』

津野田興一『世界史読書案内』

ディズニーランドが値上げするらしいですね、4月1日から大人料金が6900円…。私はディズニーが好きではないので(2回目)別にいいんですが、もし誘ってくれそうな人がいたら、春休み中に! と言いたい。みんな、ディズニー行くなら春休み中にしよう。学割もぎりぎりきくからね。
今日の本は『世界史読書案内』。高校生の人たちにオススメの世界史にまつわる本を、世界史の先生が教えてくれるというもの。第一章から飛ばしてます! 『ことばと国家』『フランス革命 歴史における劇薬』『国民国家とナショナリズム』。近代国家の形成の話、わたし、だ~いすき!(笑顔) 『砂糖の世界史』も、『山月記』もありますよ! ちなみに、私は高校時代、理数系にいたので、文系の人よりも現代文の授業は手薄になっていました。結果として、かの有名な『山月記』はまだ読めていません。青空文庫に入っているのは知っているのに。高校生のときに幅広く勉強をしておけばよかったと思いつつ、本が好きだと今まで取りこぼしてきたものを思い出せて、とても楽しい。本にまつわる本、だ~いすき!(笑顔)

【本日の支出】

娯楽費書籍(津野田興一『世界史読書案内』) 885円
ファッション費洋服(母のおごり) 0円
洋服(パジャマ) 600円
合計:1,485円

2015/01/28(水) ジョン・W・ダワー『忘却のしかた、記憶のしかた』

ジョン・W・ダワー『忘却のしかた、記憶のしかた』

口述試験は、あっさりと終わりました。本当に、あっさりと。21日の卒論発表会のために資料を作ったばかりだったので、内容が吹っ飛ぶこともなく、言いたいことはおおむね言えました。試験後にはイギリスから帰国したばかりの先生からおみやげ(とってもかわいいテディベア)を頂いて、うれしい。みんなお疲れさまでした。
今日は、論文執筆中によく思い出した本について。『忘却のしかた、記憶のしかた』、4年の春学期に任意で参加していたサブゼミ? の課題書です。「正しい歴史を作る過程で、細かい記憶が忘却されていく」と、先生はこのテキストを持って、何度も言っていました。何が正しい歴史で、何が間違った歴史なのかを決めるのは、そのときの人間にすぎない、つまり、今正しいとされている歴史に絶対的な価値はないということですよね。私が論文のテーマにした「歴史的建造物の保存」は、まさに「正しい歴史」の中にある文化を守ろうという発想。じゃあ、残すべき文化って、なんなのか。この疑問が大きく横たわって、そうそうぶち壊せそうにありません。
明日からは春休み。本を読み、いろんな街に行きたいです。忘却される街も、記憶される街も、見られたらいいな。

【本日の支出】

食費昼食 420円
夕食 2,000円
合計:2,420円

2015/01/27(火) 森まゆみ『東京遺産』

森まゆみ『東京遺産』

ラジオ出演の日! うまく喋れなかったけど、楽しかった。ご一緒したゲストの方はもちろん、大学生スタッフの皆さんも生き生きしていて、楽しそう。こんなにクリエイティブな人たちが沢山いるんだと思うと、わくわくします。聞いて下さった方も含め、皆さん、ありがとうございました。
明日は口頭試問。自分が書いた卒業論文について説明をする、面接形式の試験の日です。私のテーマは、2年生のときからやりたくて、ずっと温めていたものでした。思い出作りの一環として書いたものではないので、しっかり論理の部分もつっこまれることを期待しつつ、準備をしています。
今日は論文の関連図書からひとつと思ったのですが、これが書きづらいんですよね。それぞれに思うことがあり、論文中で批判してきた点もあるので、笑顔で薦められる本はありません。とはいえ、『東京遺産』は、私の論文執筆の大きな段階にあった本だといえます。建造物の歴史的保存に奔走した人びとの手記ですが、これを読むと、その熱さにしびれます。ついその情熱に呑まれてしまいがちですが、執筆中は冷静に読むように努めました。しばらく時間をおいてもう一度読みたい、未だひりひりする本です。

【本日の支出】

食費夕食 600円
明日の朝食 550円
交通費交通費(1358円pasmoからのため実質0円) 0円
合計:1,150円

2015/01/26(月) 水島広子『女子の人間関係』

水島広子『女子の人間関係』

バイト三連勤、最終日。今日は外で食べることにしていました。こういうときのビールとお肉は最高。幸せなひとときでした。
さて、明日は待ちに待ったトーキョー学生図鑑のラジオ・第3回の放送日。私もゲストとして参加します。お話を頂いてから、家族に自慢したり、友人に自慢したり、とにかく浮かれまくり。今日も話す内容を考えながらどきどきしていました。ラジオ運営スタッフも大学生だそうで、その方々に会えるのもとても楽しみ。
私は明日「女子大の人間」として参加するので、いわゆる女子大の部分とそうでない部分を俯瞰した発言をしたいなと思っています。いわゆる女子大として想像できるのは、『女子の人間関係』にあるような、女同士の「かわいい~!」の応酬、あるいはギスギスしている、とかかな?
これを読めば分かるのですが、以上に挙げたような特徴というのは、全ての女性が持ち合わせているものでも、女性のみが持ち合わせているものでもないのですよね。ラジオでそのことまで触れられる気はしませんが、共学の人と話をするときにはいつも頭を過る本のうちの一つです。女子大生らしくない女子大生として、話ができればいいな!

【本日の支出】

食費夕食 2,500円
娯楽費書籍(円城塔『バナナ剥きには最適の日々』) 560円
合計:3,060円

2015/01/25(日) 外山滋比古『思考の整理学』

外山滋比古『思考の整理学』

やらかしました。アルバイトのはじまる時間を間違えて、遅刻したのです。私はこういう基本的なところに欠陥があって、しばしば周りの人に迷惑をかけてしまいます。当然怒られたのですが、「大学なら許されるけど…」と言われたので、気持ちは煮え切らない。大学生の遅刻はよくあることだけど許されないし、何よりも私は大学の講義にはほとんど遅刻しないし。口答えはこれくらいにして、二度と同じことをしないよう方策を練ります。具体的には、シフトに対応したタイムテーブルを作るとか、どうかな。気合いや根性とかは信じてない、絶対に技術的に解決してやるぞ!
今日の本は『思考の整理学』。有名な本らしく、ざっくり言うと「学ぶとはなにか?」「学ぶのに効率的な方法はなにか?」という内容で、軽快で読みやすいです。
で、今日はこの本で何を思ったかというと、上から言われることにハイハイと従うのがすばらしいという価値観のある世界に当然のようにいると、自分では考えられなくなるんだなってこと。つい間違うことはあるけど、そこで起きていることを冷静に把握できる自分でありたい。むかついたときは、いつもこういう本に立ち返ります。くっそ、見てろよ!

【本日の支出】

食費昼食 500円
合計:500円

2015/01/24(土) 三成美穂 他『ジェンダー法学入門』

三成美穂 他『ジェンダー法学入門』

アルバイト、三連勤の一日目。アルバイトの前日の夜から翌朝までのブルーな気持ちは、もう何にも言い表せないですね。とはいえ、今日も無事に終えてきました。明日もフルタイム勤務がんばります。
今日の本は『ジェンダー法学入門』。1年生のときに受けたある教養科目の教科書ですが、本棚を見ていたらつい懐かしくなり、手に取りました。ぱらぱらとページをめくると「NIMBY(not in my back yard)を自覚せよ」の文字。授業中の先生の発言なのでしょうが、今みると軽い衝撃がありました。NIMBY(ニンビー)とは、「必要だとは分かっているけど、自分の裏ではやらないで」と施設作りをいやがる姿勢のこと。これまで大学で何回か耳にしていましたが、まさか1年生の教養科目ですでに触れられていたとは! 後の節にある法の中にあるジェンダー・バイアスの話も、大学でよく耳にしたなぁ。大学で一番最初にハマったのがこの授業だったんですが、いまの自分も関心の強い内容。大学内では、同じ話題を違う角度や方法で、繰り返し考えてきたんだなぁ。懐かしく思い出し、この本を1年生の春学期に読めてよかったなぁと、しみじみ考えました。

【本日の支出】

食費お茶 81円
昼食 520円
ファッション費洋服 2,300円
合計:2,901円

2015/01/23(金) 三島由紀夫『三島由紀夫レター教室』

三島由紀夫『三島由紀夫レター教室』

引き続き、きままな休日。図書館やTSUTAYAにものを返しにいくついでに、弟が高校の入学試験を受けて帰ってきたので、ねぎらいのドーナツを購入。スーパーでインスタントコーヒーも買って、家でおやつにしました。高校生くらいまではおやつの習慣はなかったのですが、大学の研究室に通うようになってからは習慣になりました。本も静かに読めたら更に最高!
とはいえ、今日はKindleストアでいくつか新作をチェックしたのち、何も買わないでごろごろしてしまったので、引き続き昔読んで面白かったものを。『三島由紀夫レター教室』! 日々日記を書きながら自分の文章のつたなさに直面している私にできることは面白い文章を沢山読むことくらい。ここにあるのは日記の書き方ではありませんが、目次を見るだけでもそのセンスに脱帽します。「古風なラブ・レター」「有名人へのファン・レター」、「陰謀を打ち明ける手紙」「裏切られた女の激怒の手紙」…。これ、いわゆるギャグ線が高いってやつですよ。この本、私の購入したものは妹にパクられたので、どうにかして取り返したいものでもあります。そういう文章の見本ってないのかな?

【本日の支出】

食費ドーナツ(4個) 432円
コーヒー 200円
合計:632円

2015/01/22(木) 渡部昇一『知的生活の方法』

渡部昇一『知的生活の方法』

今度の土日月は連続でアルバイトなので、今のうちにできることを全部やろうと意気込みました。3月に開かれる予定の卒業記念パーティー(会場はディズニーアンバサダーホテル!)の出席希望はがきを書いたり、来月遊ぶ予定の友人に連絡をしたり、最近あんまりやっていなかったゲームをやったり。楽しかった!
いっぽう、今月は立て続けに何冊も本を読めたので、読書は休憩。今日は昔読んで面白かった本のことを書きます。
タイトルは『知的生活の方法』。ある学生団体に所属していたとき、論文の執筆方法や調査方法がまとめられている本を探しているときに見つけた本です。内容は著者の思う「知的生活」を送るための工夫を示したもので、貧乏でも本を買って、買った本は繰り返し読むとか、読んだ本のことはメモしておくとか、なんとなく私も実行していることが書かれていて、はじめ読んだときは救われた気分になったものです(今思うと、精神的に参っちゃってたんだと思う)。これの面白いところは、後半に私生活の理想的な送り方まで書かれていること。大学教授の思う理想の家の間取りを図入りで見る機会はあまりない昨今、息抜きにもぜひ。

2015/01/21(水) 藤田弘夫『都市の論理』

藤田弘夫『都市の論理』

今日は卒論発表会がありました。とはいえ、私はアルバイトだったので、飲み会からの参加。席について間もなく、私の資料を見て発表会で出た質問を先生に教えて頂き、返答しながら大きな海老とおいしいワインを頂きました。とても楽しく、有意義な時間でした。
帰り道、先生が「今までどのゼミに入っても学生の書きたい論文は書けると思っていたけど、今日はそれなりにゼミでの特色があるんだって分かった」と仰っていました。当本人としてはピンとこないけど、都市の話をしている人が多いということと、国や企業よりも人(個人)に注目している論文が多かったということは、特色になるのかな。その話を聞いて、『都市の論理』を思い出しました。私の指導教官になる先生が講義中におすすめしていた本で、私は偶然そのときにその本を読んでいました。この本を読んだことが、ゼミに入るきっかけにもなっています。「都市(city)は何よりも文明(civilization)として、人びとの前に姿を現した。しかし人びとがどのように都市の恩恵に浴するのかは、権力とのかかわり次第である。」(p.220) これ、ゼミの特色と似通っているかも? 新たな発見が多い一日でした。

【本日の支出】

食費お茶 88円
夕食(先生のおごり) 0円
合計:88円

2015/01/20(火) 中野円佳『「育休世代」のジレンマ』

中野円佳『「育休世代」のジレンマ』

今期最後の授業日。私も大学に行きました。特に授業はなかったのですが、ゼミの友人たちと喋れて満足。一週間後には口頭試問(卒業論文を執筆した学生が受ける面接形式の試験)も控えているので、その話も少し出ました。明日は口頭試問の練習も兼ねて、卒論発表会があります。
一方、私生活では、今月のはじめにKindleを買ったのも起因して、本を買いまくっています。
就職を控えて内定先でアルバイトをしているのですが、「将来どんなポストにつきたい?」などと訊かれることもあって、否応無しに働き方について考えざるを得ません。そこで手に取ったのが『「育休世代」のジレンマ』なんですけど、題名から分かる通り、少し私には読むのが早かった! でも、この本を読むと、女性は出産をすると仕事を辞めやすくなるという事実がある一方で、20代女性の4割近くの結婚理由が「子どもが出来たから」というような調査結果もあるらしく、ばりばり働くつもりなら考えなければいけないことは山ほどあるんだなと思いました。もしや、私はそれを含めて上司に「どんなポストにつきたい」か訊かれてるのかな? 頭を悩ませながらも、卒論発表会に向けて、資料を作ります。

【本日の支出】

食費昼食 269円
娯楽費書籍(中野円佳『「育休世代」のジレンマ』) 853円
合計:1,122円

2015/01/19(月) 西澤泰彦『植民地建築紀行』

西澤泰彦『植民地建築紀行』

こんにちは。きょうも寝坊しました。大学の友人が礼拝で話をするのを聞きに行こうと思っていたのに。替わりに前々から気になっていた本を購入して一冊読み切ったんですが、理解が難しかったので、今日の一冊にするのはパス。
そういえば、卒業旅行もするならそろそろ考えないと。別に旅行が別段好きなわけではないんですが、これから就職することを考えると、旅行は簡単ではないだろうし。妄想は膨らみます。国内もいいけど、海外もいいな。あまりフライト時間が長くなくて安く行けてご飯がおいしいところがいいので、アジア圏か。台湾よかったよな。前行ったときは日本の保護領になっていたときにできた赤レンガの建物、ちゃんと見られなかったし! 赤レンガなんて、今は東京駅とか横浜の赤レンガ倉庫とかしか思い浮かばないけどね…。あ、横浜も行きたいな…。
妄想はこれくらいにして、今日思い出した本は、『植民地建築紀行』でした。これを開くと、台湾だけではなく、各地に作られた近現代植民地建築が沢山見られます。さくさく読めるし、写真を見ているだけでも楽しいので、卒業論文の構想を考えるのにも役立った本でした。明日は早く起きて、絶対学校行くぞ。

【本日の支出】

娯楽費書籍(斎藤環『関係する女 所有する男』) 702円
合計:702円

2015/01/18(日) 田中克彦『ことばとは何か 言語学という冒険』

田中克彦『ことばとは何か 言語学という冒険』

きょうは川崎市平和館へ行きました。
開催されているミニ企画展シリーズ「他と生きる 多数者・少数者を考える」に有志として参加しており、その企画展の開催にあたっての記念イベントがあったのです。ただ、私は大幅に寝坊し、1時間遅刻。大きい顔をして入るのもどうかと思ったので(実際は入れる環境だったようですが)、同じく遅刻してきた友人と施設の常設展示を見て過ごしました。常設展だけでもボリュームある施設をじっくり回ることができたので、とても満足!(他のやつらよ、ごめん。)
ちなみに、私たちのグループは宗教の持つ他者を排除する論理をテーマにしていて、会場にはパネル展示も。私はフランスの事例の解説を担当しています。入場無料なので、近くにお立ち寄りの際は是非。2月1日までの公開です。
今日の本は、田中克彦『ことばとは何か』。今日一緒にいた友人がおもむろに私のkindleを開き、「なんか難しそう」と評した本です。私もすっかり理解しているわけではないけど、言語学があるべきことばを押しつけてくるものではないことは、この本で知りました。平和館の展示パネルに書いたことも、この内容に通ずるものがあるんじゃないかな。

【本日の支出】

食費昼食 520円
合計:520円

2015/01/17(土) 吉見俊哉『博覧会の政治学』

吉見俊哉『博覧会の政治学』

今週の長いアルバイトが終わりました。
休みがこれから何日か続くので、なんの本を読もうか考え中。
とはいえ、卒業論文の発表会や口頭試問が今月中にあるので、あまりたくさんは読めないかも。
とりあえずTSUTAYAで漫画を10冊借りてきたので、まずはそれを読むところから!
漫画は、何冊も枕元に積んで次から次へと読むのが楽しい。一気に上下巻読めたのは、村上春樹の『羊をめぐる冒険』くらいかな? さすがに論文になると一度に数冊読むのは難しいかも。
このことを書いていて思い出した、勢いで読んだ本の話をします。吉見俊哉の『博覧会の政治学』。万国博覧会が近現代の帝国主義を表現している場だということを実例をふんだんに使って説明している本なのですが、これがすごく面白い! イラストも多く入っているので、産業革命後のイギリスからフランス、そして日本の様子を思い浮かべながら読むことができます。最後のほうで百貨店やディズニーのテーマパークにも言及しているのも面白かった。
読書スピードは自分の体力や気力にも関わってくるので、こう読める本はまれ。できると楽しいのですが、まだ何冊もありません。連休中に少しできるといいな~!

【本日の支出】

食費昼食 520円
おやつ(ドライマンゴー) 240円
缶ビール(母のおごり) 0円
娯楽費TSUTAYAレンタル(漫画) 750円
合計:1,510円

2015/01/16(金) 『植民地共和国フランス』

『植民地共和国フランス』

日々アルバイトに精を出しています。
今週は週6バイトで、残りの1日がテスト…。
もしこれが大学2年のときだったらぶっ倒れてたかも。
1日目の日記にも書いたのですが、私は頑張って登校していた人で、この4年間、テストとレポートの時期が重なるたびに知恵熱を出したりぶっ倒れたりしていました(笑)
文章を書いて評価してもらえる環境に置かれたのは楽しかった! やりすぎだけど。
でも、その中でも「これ無理だ」と思った課題もあって、それは2年後期のゼミの『植民地共和国フランス』を輪読するというもの。先生が「大学生活で読む中で一番難しい本でしょう」と持ってきた本ですが、そもそもフランスに生きていないので実感として分からないことが書いてあるし、単純に言い回しも難しく、長い。各章に担当を割り振って毎週読んでいくのに、私の担当した3章は一度では収まり切らず、3週連続で5枚以上のレジュメを作ることになったのでした。
懐かしい話はここまで。あのときの私が今の私をみたら、このアルバイト漬けの生活、どこが面白いのかと思うかもしれません。でも、これはこれで楽しい。
明日で連勤が終わるから、お酒を飲むつもり。いってきます!

2015/01/15(木) 川上未映子『きみは赤ちゃん』

川上未映子『きみは赤ちゃん』

時間がない、とにかく時間がない。断言しますが、世間でまことしやかに言われる「学生はひま」という言説は真ではない。
現に私の一週間はアルバイトと睡眠と大学と食事であらかた消えるし、テストシーズンにもなれば帰宅後に勉強をせねばならないし。
今回もあーーーーとかうわーーーーとか叫びながら、テストシーズンを終えました(これは誇張表現ではありません)。
さて、最近忙しくて本がまったく読めなかったので、今日はテスト後すぐに本を買いました。川上未映子『きみは赤ちゃん』。前からずっと読みたいなと思っていたエッセイがようやく読めました。柔らかくてひらがなの多い文章(誤解を恐れずに言えば、女性的な文章)で、自身の妊娠と出産の経験について書いています。この人の書く文章はいつもそうですが、するする頭に入ってきて、内容が恐ろしい。産後クライシスなんてなったこともなる予定もないのに、川上未映子の感情表現が豊かすぎるあまり、分かったような気になってしまう。
読んだ本の内容がよく夢にあらわれることがあるので、これから寝るのが少し怖いですが、明日もアルバイトなので、ひとまず寝ます……。
みなさん、また明日。

【本日の支出】

食費昼食 420円
娯楽費書籍(川上未映子『きみは赤ちゃん』) 1,199円
合計:1,619円

2015/01/14(水) 藤原帰一『国際政治(放送大学大学院教材)』

藤原帰一『国際政治(放送大学大学院教材)』

みなさんこんにちは。
今日は夕食を外で食べたのですが、その帰り、間違えてpasmoに10000円チャージしてしまいました(本当は1000円チャージしたかった)。
そのあと友人に相談したら払い戻せそうだということも分かったのですが、そのときはただただ呆然として、そのあといくつか理由を見つけて(明日は給料日でお金にさほど困っていないとか、pasmoでも色々買えるとか)、受け入れました。
あのどうしようもない無気力感というか、言い尽くせない感情は、これまでの大学在学中にも何回か思い出せます。
大学3年生の秋、所属していた学生団体で、藤原帰一『国際政治』を読んだとき(なんで学生団体でそんなことをしているんだ? という疑問には、また後日、お答えします)。今日感じたあのやるせない気持ちは、教科書を開いても全然内容が分からなかったあのときの感情と、まさに一緒でした。読めるのだけど、頭に入ってこない。目の前で起きていることなのに、頭に入ってこない。何をどうすればいいのか、分からない。未だ頭の中は混沌としていますが、『国際政治』を読んでいたときの感情は時間が整理してくれました。今回もそれを期待して。

【本日の支出】

食費夕食 3,500円
交通費pasmoチャージ 10,000円
合計:13,500円

2015/01/13(火) 白河桃子、常見陽平『女子と就活』

白河桃子、常見陽平『女子と就活』

アルバイト先にいる大学生が、4月から始まる就職活動が非常におそろしく、憂鬱なのだそうです。
あれは、確かに憂鬱。なんで真冬(私のときは就職活動が12月からでした)なのに肌色ストッキング一枚で外を歩かなきゃいけないんだよ~。
大雪でも説明会やるとか、まじかよ。電車止まりまくってるよ!? などなど、あのときの気持ちを書き出したらきりがない。
それでもみんな就職活動をするのは、働かなきゃ暮らしていけない気がするから。
でも結局のところ就職活動は関連サイトのパワーゲームのようなところもあって、実際に役立つ指南はあまりない。
というか実際、100%通る受け方なんてないし。私は終始ちゃらんぽらんな就職活動をしましたが、その前に読んだ『女子と就活』は記憶に残っています。
女子は結婚してもしなくても結局働かなきゃいけないし、男子が一生働ける企業があるなんて保証はないよ。夢を見ず、堅実に行け。そういう感じです。
私はディズニー、好きじゃないですけど(読んだら分かります)。
ちなみに、アルバイト先の人には、そんなに憂鬱にならなくても、気づいたらその時期が来ているよと言いました。
今考えると、それって一番怖いかも……。

【本日の支出】

交通費定期券 10,680円
合計:10,680円

2015/01/12(月) 円城塔『烏有此譚』

円城塔『烏有此譚』

今日は私の大好きな小説『烏有此譚』で日記を書きます。
これ、卒業論文〆切間近の学生が見たら卒倒するはず。ざっくり言うと、文中に入れる注、注にまたつける注、その注にまたつける注…… という無限の話なんですが(なんのこっちゃ)、何を書いても書ききれず、ひたすら文字数が増えていくところはまさに卒業論文。
先生方だったら切り捨てられる部分も、調べすぎた調べ学習の跡を残しておくために切り捨てられない。結果として冗長な思い出作りの一環としての卒業論文になることが予期できても、諦められない。
興奮状態で文章を書くと客観性が失われそうだけど、書かずにはいられない。
提出したのは先月の話なのに、あの苦い気持ち、まだありありと思い出せます。
あ、でも、この小説はあくまでその圧倒的な情報量と小説の形式そのものがテーマになっている技巧的な文芸作品であって、私の卒業論文執筆時の葛藤うんぬんは、その形式のみに引きずられて出てきた思い出話であることは、明記しておきます。
両者は全然違うものなのに、形式に類似点があるという点だけで書きまくる。
これもまた、客観性を失った論文のようです。
あーあ、あまりうまいことは言えませんでした。

【本日の支出】

食費昼食(おやつ込み) 620円
娯楽費曲(iTunes‎で購入) 150円
合計:770円

2015/01/11(日) よしながふみ『きのう何食べた?』

よしながふみ『きのう何食べた?』

私が自分のことを女子大生として自己紹介しようとするとき、私は大学に「園芸」という科目が必修としてあることを挙げます。
ハーブガーデンでバジル作ってるし、友人がジャムを作って研究室に遊びにくるし。
こう書くと、なんと女子大らしい日常なのか! って思いませんか?
でも、それは罠。今日はその実態をご紹介します。
今週大学のサイトに出た「園芸教育課外活動」の記事を見てください(学生向け記事から引用し、一部要約)。

1/23田んぼ ★水路整備♪ 焚火でご飯炊き♪ もみ殻燻炭♪
◆作業内容
・水路整備
・焚き火
・籾殻燻炭作り
・はざ掛けの馬、畔シートの片付け
・炊飯

あはは(笑)。いや、ケーキやマカロンが好きで作りまくってる女子大生の存在を否定する訳ではないけど、もち米炊いてる女子大生もいるんですよね、当然。
自分で書いておきながら、女子大らしいってなんなんだよ。今日は長時間働いて疲れたので、こんなことばかり考えていました。
そうそう、今日のタイトルは、ゲイが料理する漫画です。じゃあここに出てくるゲイの料理って何かというと、別に何でもない、家庭料理。
だって生きるためだもん。属性で判断するって、あほらしくないですか?
ではまた、明日。

【本日の支出】

食費昼食 500円
交通費交通費 400円
合計:900円

2015/01/10(土) 南野忠晴『正しいパンツのたたみ方-新しい家庭科勉強法』

南野忠晴『正しいパンツのたたみ方-新しい家庭科勉強法』

朝からコンタクトレンズが全然入らなくて、ぼやぼやしています。テスト勉強を少ししてぼやぼや。お菓子を買ってぼやぼや。
あまりに堕落しているので、『正しいパンツのたたみ方』という本を開きました。
一言で表して、「自立とはなにか」ということが書かれています。
高校の先生らしく、授業のさまが分かるような展開がされているのも楽しい。
何よりも興味を惹くのは表題だと思われますが、これも、すごいんですよね。
みなさんは家庭で「正しいパンツのたたみ方」を教わったことはありますか?
あるとして、じゃあ、大学の友人のご家庭での「正しいパンツのたたみ方」は、自分の家庭のそれと同じ手法をとるのか? …私は筆者の結論に「なるほど~!」と思ったのですが、みなさんはどうだろう?
こういう本を読むと、ふだん何気なく送っている生活のことが明快に書かれているから、自分の生活がテキストになって面白いです。
家庭科ってこんなに生活を包括しているんだなぁという気にも。
ちなみにこれ、第2章で「家族の定義は?」ということにも触れています。
最近のベトナムのニュースにしびれた方、必見です。
そして、わたしも生活、がんばろう…。

【本日の支出】

食費お菓子(2個) 274円
合計:274円

2015/01/09(金) 国際交流基金『世界は村上春樹をどう読むか』

国際交流基金『世界は村上春樹をどう読むか』

きょうは休日で、ずっと寝ていました。
本当は色々やりたかったんですが、そこに布団があるとだめですね。
17時に妹が帰宅し、これから美容室に行くのに読みやすい本はないかと訊くので、寝ぼけ頭で村上春樹の短編集『回転木馬のデッド・ヒート』を薦めました。
好きな作家は? と訊かれてもそうは答えませんが、村上春樹の作品は高校生のときによく読みました。
初期のものは特に、文系の男子大学生が女の子とイイ雰囲気になってパスタ茹でて車乗ってバーで酒飲むとか、そういう感じですよね(ファンの人、ごめんなさい)。
そういえば、その経験が大学のゼミ課題で助けになったことも。
そのときには『世界は村上春樹をどう読むか』という本を参照しました。
多くの翻訳家が登場し、それぞれの仕事の難しさを語っているほか、「翻訳」とは何かということにも触れています。
結局、2年生のときの私は、翻訳は文化的越境であると書いたわけですが、民族とか言語とか国家とかって単語にハマってたんだな… と今なら思えます。
ちなみにこの本、村上春樹作品の翻訳例がたくさん出てくるので、見るだけでも楽しい。
高校生のときの自分に感謝しながら、楽しく読んだ一冊です。

【本日の支出】

娯楽費書籍(田中克彦『ことばとは何か』) 864円
合計:864円

2015/01/08(木) 小笠原祐子『OLたちの「レジスタンス」』

小笠原祐子『OLたちの「レジスタンス」』

最後の講義の日を終えました。”アジアの民主主義”というテーマで、各国の政治経済のあり方を見ていく講義。
先生の話は、ときに風刺あり、ときに思い出話ありで、とても刺激的。半年前に、面白いからとったらいいよ! とアドバイスしてくれた友人たち、ありがとう~!!
当然の事ながら、恵泉には女子しかいないので、女子の労働をテーマにした話は頻出。この講義だけではなく、さまざまな場面で、さまざまな方法で紹介されるので、興味をもつ学生も多くいます。
そういえば、友人は1年生のときにこの先生のゼミを履修し、小笠原祐子『OLたちの「レジスタンス」―サラリーマンとOLのパワーゲーム』を読んだそう。
社内で昇進が望めない立場としてはじめから置かれているOLたちが、その立場だからこそ社内ゴシップを流したり、嫌いな男性社員からの仕事を請けなかったりする……。怖いけど、面白い!
なお、今日のゼミでは、卒業論文のテーマに”日本の子育て支援”を据えた友人と話す機会も。
いわく「多様なカップルのあり方があっていいよね」。わたしはそれを卒業論文のテーマにはしませんでしたが、ジェンダーの話は面白い。これこそ女子会だよなと思う毎日です。

【本日の支出】

食費朝食(パンとおにぎり) 320円
昼食(担々麺) 400円
合計:720円

2015/01/07(水) 阿部謹也『自分のなかに歴史をよむ』

阿部謹也『自分のなかに歴史をよむ』

明日は講義があるので、大学のことを考えています。4年生の私にとって、明日はこの大学で受ける最後の講義の日です。
私は大学の講義に結構ハマった人で、この4年間、とても楽しく過ごしました。kg単位の重さの講義用ファイルにレジュメと資料を入れ、埼玉から多摩まで、片道2時間かけて通いました。朝5時に起き、週60時間大学にいた2年生のときはさすがに死ぬかと思いましたが、それはそれで楽しい思い出になっています。
私が大学生活を忙しく楽しく過ごしたのと同様に、大学生活、ひいては研究生活を充実したものとして過ごした人の本があります。 阿部謹也『自分のなかに歴史をよむ』です。この本は、のちに中世ヨーロッパの歴史研究者となる阿部謹也が、大学時代からを振り返って研究を進めたさまを振り返っているものです。3年生のときにゼミの先生から頂いて読んだのですが、何回読んでも「勉強するのが楽しいってすごいよな~」と思います。読むとなんとなく勉強したくなって、ちょっとおトクな気分です。
本を読んでごろごろしているだけでは正月休みの最終日がもったいないので、これから遅い初詣に行ってきます。また明日!

【本日の支出】

その他お賽銭 5円
合計:5円

2015/01/06(火) 円城塔『これはペンです』

円城塔『これはペンです』

今日、STAP細胞論文の研究不正が認定されました。画像の捏造などが認められたとのことですが、つまり、提出されたものはデタラメ論文だったということ。泣いてもだめだったわけですね。そんな年初め、みなさんいかがお過ごしですか。
私は、一冊本を読み終わりました。円城塔の『これはペンです』。これはまさに、デタラメ論文の話。主人公(姪)の”叔父”が、デタラメ論文を自動的に書けるプログラムを作っています。
ただ、STAP研究と違うのは、この叔父はデタラメ論文を作ろうとして作っていること。同じデタラメ論文でも、それを作ることを目的としているなら、それはそれでいい。また、この技術を応用して、作中ではデタラメ発見器も作っています。 現実世界でも実用化されているこの技術が、実際はデタラメ論文作りの延長でできたものだったらと考えると楽しくなって、つい財布の紐も緩みます(これは、今日の出費への言い訳です)。
ところで、私はマナツといいます。恵泉女学園大学の4年生で、地理を勉強してきました。街と本が好きです。
この日記では、一ヶ月間、その日あったこと、また通っている大学のことなどを書きながら、本の話をします。こんな大学生もいるんだなあと思いながら、読んで頂ければ嬉しいです。ではまた、明日。

【本日の支出】

食費昼食 1,000円
ファッション費洋服(2着) 2,700円
合計:3,700円

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トキヲ先輩のトーキョー学生図鑑紹介

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